★心の裏側..★

サトラレ

2007年02月01日 17:05



トイレから戻りさっき見た光景が頭に浮かんだ...。自分は誰なのかさえ、分からなくなっていた...。






「よっさん〜〜ちょっと急用、思い出したから、家に帰るわ〜。」



よっさん:「ん!?そうなんかー。まぁ昨日も飲み過ぎで疲れてるだろうし、ゆっくり休みなよ。.......」



よっさん:「あ、そうそう、昨日のユキが連れて来た女の子...ユキが来たら連絡してって、いいよったよ。...ほら昨日の事で、お前が怖くなって、先に帰ったからさ、謝りたいんだとさ。」




「あ、そっかぁ....。じゃー電話借りるね。僕の携帯じゃ、でないかも、しれないから...。」








昨日の僕...。


《カイ...。なんなんだろう...。僕に何が起こってるんだろう.......。》








《トゥル、トゥル、トゥル、トゥル....。》



ユキエ:「あ、はい、どちらさまで、すか?」





「あ、もしもし。俺、ユキだけどわかるかなー。」



ユキエ:「!?.....あ、はい.....。」



ユキエは、すごく動揺しているのが、わかった。昨日の今日だから仕方がない..。




「ごめんね、昨日、飲み過ぎちゃってさ、、記憶とばしちゃって、それに店で暴れたのは少しだけ、覚えているんだけどねー。....」


僕は嘘をついた......昨日の出来事なんか、ひとつも覚えていない.....。嘘は嫌いだけど、しかたなかった。あんなこと、話ししたら僕の周りから、誰もいなくなる気がしたからだ。



ユキエ:「そっかぁ〜心配したよ。ユキちゃんじゃないんかと思ったよ〜〜〜。も〜〜飲み過ぎは駄目よ!!」



「はーい♪了解しました。ごめんな、心配かけさして...。」


ユキエ:「いいよ。また明日、会社で話ししようね〜。んじゃ、また連絡するね〜〜。」



「おぅ!わかった..。じゃあ....」



電話を切ったあと、よっさんに挨拶をし、僕は自分の家へ、むかった...。



店から5分くらい歩いたとこだろう。


周りには何もない、路地裏の通りで、僕は知らない男たちに囲まれた...。



{昨日は、散々な目にあわしてくれたな...ぶっ殺してやる!}



《えっ?》




男達はいっせいに凶器をもち、僕のほうにむかってきた....。