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2007年01月24日

★目の色★


時計は0時をまわっていた.......。刻々と刻む針の音のように.頭の中にいる彼は近付いていた..。










ユキエ:「はぁ〜今日は飲み過ぎた〜♪目がまわる〜〜♪」




「おいおい、しっかりしろよ..明日は休みでよかった..。仕事なら完全に遅刻しそうだ..。」




店内は人込みでにぎわっていた。明日は日曜日、ほとんどの人が休みだろう..。





[おい!ねーちゃん!]




突然.僕の近くで低い男の声が聞こえた..。



[おい!無視してんじゃねーぞ!おい!]





ユキエに...?



男はユキエに話しかけていた。ユキエは聞こえているだろうが.怖くて声が、でないように見えた。




その男は30後半だろうか、みた感じヤクザに、しか見えない。奥のテーブルを覗いてみた。同じような感じの男が数人いた。




[ねーちゃん.こんな、やつと飲まず俺達と飲もうや!.......なぁ!ほら無視せんでええけ〜〜、はよ、こいや〜!]  




ユキエは腕をつかまれ、その勢いで床へ、転んでしまった。





「.........。やめてもらえませんか?」



男:「おぉーー兄ちゃん文句あるんかぁ?はぁ?





「.........お店で騒ぐのは、やめてもらえませんか?あと彼女に謝ってください!」







男:[何?謝る?はーっははは。........ほいじぁ謝るわいや!すまんの〜〜。 すんまーんのー]










「ちゃんと謝ってください。ふざけるのは、やめてください...。








頭が熱くなっていた。怒りと、恐怖があわさっているように、思えた。











男:[なんだとこらー!!なめとんか〜!]





男はテーブルにおいてあるビールを、いきなり僕の頭の上にかけた、、。



男:[あ〜〜かわいそうだね〜ビショビショになってから〜。]










その時、頭の中で誰かが話しかけてきたような感じがした...。

《殺..す.。》



突然の頭痛が襲ってきた。全ての感覚が消えて行くのが、わかった。まるで貧血になって気が遠くなっていくような感じに思えた...


《ユキエ....ごめ..ん。》....僕はその場に座り込んだ。








男:[泣いとん?はっーはっはは〜情けないの〜。おら!]



男は僕を蹴った...。



「......殺す.。」




..突然立ち上がりムナグラをつかんだ。男は宙に浮いてる状態だ、ビールを男の顔にかけた。そして男を蹴った....。




「.......久しぶり。外の空気.....。」



ユキエは驚いただろう。突然変わった僕の行動に...。



ユキエ:「ユキ...ちゃん?目が青...い.よ。大.丈夫....?」


  


Posted by サトラレ at 07:05Comments(0)